KGモーターズ、開発中の一人乗り電動モビリティ「mibot」を予約ユーザーに公開し、試乗フィードバックを実施


2025年4月5日、KGモーターズ株式会社(代表取締役CEO:楠 一成)は、広島県東広島市の本社・工場「Mibot Core Factory(MCF)」にて、開発中の一人乗り電動モビリティ「mibot」の試作車両を予約ユーザーに公開し、試乗フィードバックを行う「開発体験セッション」を開催した。このイベントは、ユーザーとの共創を軸とした開発プロセスの一環であり、製品へのフィードバックを直接反映することを目的としている。


日常移動の最適化を目指す「mibot」の開発背景

日本では、人口減少や公共交通の縮小により、地方を中心に「車がなければ暮らせない」地域が増加している。一方で、日常の移動の多くは1人での短距離利用にとどまり、軽自動車ですら過剰なスペックとなることが多い。その結果、維持費や燃料費といった家計負担や、環境負荷の増加といった課題が顕在化している。「mibot」は、このような“日常移動の最適化”を目指して開発された電動一人乗りモビリティであり、エアコンやドアを備え、快適性を妥協せずに維持コストやエネルギー消費を大幅に抑えることを可能にしている。


予約ユーザーと“つくりながら磨く”開発のかたち

KGモーターズは、2023年1月のコンセプトモデル発表以降、定期的なユーザーインタビューを通じてユーザーの声を製品に反映してきた。今回の開発体験セッションはその延長線上にあり、量産前のフェーズにおいてさらに深い対話とフィードバックを得るために設計されたものである。セッションでは、mibot試作車両の試乗体験、車体開発リーダーによる1対1ヒアリング、MCF工場内見学および技術構造の解説、CEOとの少人数セッションが行われた。


「走り」「操作性」の高評価と共に、改良点への具体的な声も

参加者からは、「加速が良く大きな道でも問題なさそう」「回生ブレーキは予想以上によく効く、ほぼワンペダルで運転可能」「狭い駐車スペースでもスムーズ」「運転不慣れだが小さく運転しやすい」といったポジティブな意見が多数寄せられた。一方で「ハンドルの重さが気になる」「坂道発進時に後退してしまう。ヒルアシストが欲しい」といった改善が必要な意見も確認された。セッション後のアンケートでは、84.6%が「とても満足」、15.4%が「満足」と回答し、参加者全員が肯定的な評価を示した。また、84.6%が「mibotへの期待が高まった」と回答しており、体験を通じて製品への関与と信頼感が一層強まった結果となった。


開発チームのコメント

車体開発リーダーの久保氏は、「ユーザーの声は普段からマーケティングチームから共有を受けていますが、実際に目の前で使ってもらい、対話を通じて理解が深まると“解釈のズレ”にも気づける。今回のセッションは、単なる確認ではなく、“気づきが生まれる”開発の一部でした」と述べた。また、代表取締役CEOの楠氏は、「私たちはmibotを単に“届けるプロダクト”ではなく、“共に育てるプロジェクト”として捉えています。今回のような機会は、量産前の最後の磨き込みだけでなく、今後のサービス設計やサポート体制においても大きなヒントになります。引き続き、“つくる過程をユーザーと共有する”開発を続けていきます」と語った。


今後の展開と取材について

今回の開発体験セッションは、今後もMCFにて定期的に開催していく予定である。さらに、2025年7月以降には、今回のフィードバックを反映した第三世代の試作車両を用いた試乗会を、予約ユーザーを対象に順次展開していく計画である。mibotは、予約制による受注生産モデルとして展開しており、現在も予約を受け付けている。KGモーターズは、今後もユーザーとの対話を重ねながら、一人ひとりに最適なかたちでmibotを届ける開発・生産体制を築いていく。


mibotの特徴

mibotは、1人乗りの小型電気自動車で、持続可能な移動を実現するために生まれた。誰もが楽しく、安全で快適に、手頃な価格で自由に移動できる世界を実現し、「今日より明日が良くなる未来」を創ることを目指している。デザインは、レトロでどこか懐かしいデザインと、前後対称の近未来的なスタイルが特徴である。小型で軽量ボディながら、独自の技術で高い安全基準を確保し、ドア・エアコン付きで快適に利用できる。維持コストが低

コメント