テラドローン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹)は、子会社のTerra Drone Indonesiaを通じて、インドネシアの大手総合アグリビジネス企業が所有する広大なパーム農園にドローン監視システムを導入した。
背景と目的
インドネシアの広大なパーム農園では、人手による全域のパトロールが困難であり、特に外縁部はアクセスが難しく、森林や密集した植生に隣接しているため、不法侵入や果実の盗難が発生しやすい状況にあった。これらの課題を解決するため、テラドローンは監視機能を備えたTS-M120ドローンを導入し、警備体制の強化を図った。
実施内容
このプロジェクトは、リアウ州、中部カリマンタン州、南スマトラ州に広がるパーム農園で実施された。TS-M120ドローンは高解像度カメラと人感センサーを搭載し、1回のフライト(60分)で最大3,000ヘクタールの監視が可能である。地上管制ステーション(GCS)から最大約10km離れていても、飛行データをリアルタイムで送信でき、薄暗い環境や草木が生い茂った場所でも安定した監視を実現する。テラドローンは、ドローン本体、パイロット、監視レポートを提供し、異常を探知した場合は即座に農園のセキュリティ部門へ報告する体制を構築した。これにより、不法侵入や果実の盗難などのリスクの早期発見と対処が可能となり、農園全体の安全性が向上した。
今後の展望
テラドローンは、TS-M120ドローンの導入により、農園の外縁部を効率的に監視し、農業分野における課題解決に寄与している。今後は、セキュリティ強化にとどまらず、農園全体の管理効率化と持続可能性の向上を目指していく。
Terra Drone株式会社について
Terra Drone株式会社は、「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」というミッションを掲げ、ドローンの開発およびソリューションを提供している。測量、点検、農業、運航管理の分野で累計3,000件以上の実績を持ち、2024年にはドローンサービス企業世界ランキングで1位を獲得した。
Terra Drone Indonesiaについて
Terra Drone Indonesiaは、インドネシアを拠点とするTerra Drone株式会社の子会社で、東南アジアにおいて測量・点検・農業分野でサービスを展開するドローンサービスプロバイダーである。農薬散布やマッピングといった農業向けドローンサービス「Terra Agri」を提供し、累計200,000ヘクタール以上の面積でサービスを実施している。


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