工事不要、家庭用蓄電池「Yanekaraバッテリー」先行予約開始

2025年3月31日、株式会社Yanekara(本社:千葉県柏市、代表取締役CEO:松藤圭亮)は、工事不要で設置可能な家庭用蓄電池「Yanekaraバッテリー」の先行予約受付を開始した。先行予約者には定価の20%オフとなる19.8万円で提供される。

Yanekaraバッテリーの特徴

太陽光発電オーナーの間では、固定価格買取期間の満了(卒FIT)や電気代高騰に伴い、家庭用蓄電池の需要が高まっている。しかし、一般的な家庭用蓄電池は本体・工事費込みで100万円以上と高額で、多くのオーナーが導入を断念しているのが現状だ。Yanekaraバッテリーは、工事不要で自ら設置できる手軽さと、手頃な価格を実現したエントリーモデルとして位置付けられている。

導入のメリット

Yanekaraバッテリーは、独自のIoTゲートウェイがスマートメーターと連携し、太陽光の余剰電力をリアルタイムで把握。余剰電力が発生した分だけを自動で蓄電する。これにより、以下のメリットが期待できる。

電気代削減:年間最大2万円の電気代削減が可能とされる。

防災対策:停電時でも、太陽光発電システムの自立コンセントからバッテリーを充電し、持続的に電力を確保できる。

CO2削減:家庭での電力消費によるCO2排出量を年間約220kg削減できると試算されている。

先行予約の概要

予約受付対象は、電力会社へ余剰売電を行っている全国の太陽光発電オーナー。予約受付は2025年3月31日から開始され、販売個数は先着150個。予約は専用フォームから行う。納品時期は、予約順に準備が整い次第、順次行われる。先行予約限定価格は19万8,000円で、バッテリー、アプリ、Yanekara Hub(コントローラ)が含まれる。購入者が用意するものは、バッテリー設置スペース、アプリをインストールするスマートフォン、Wi-Fi環境となっている。

製品仕様と機能

Yanekaraバッテリーは、EcoFlow DELTA 2 Maxを採用。バッテリー容量は2,048Wh、最大出力は2,000Wで、AC100Vコンセントを6個搭載。サイズは49.7cm×24.2cm×30.5cm、重量は23kg。専用アプリ(β版)では、買電量・売電量およびバッテリー充電率のリアルタイム表示や履歴表示が可能。コントローラはスマートメーターとのデータ連携、バッテリー制御、Wi-Fi接続を担当する。

代表取締役CEO 松藤圭亮氏のコメント

松藤氏は、「Yanekaraバッテリーは、自宅の太陽光発電を有効活用できていない自身の悩みから生まれた。昼間に作ったグリーンな電気を安価で売り、夜間に高価な電気を買う現状を何とかしたいと考えた。家庭用蓄電池の価格破壊は、多くの太陽光発電オーナーの共通の願い。これまで蓄電池は高額な住宅設備とされてきたが、Yanekaraバッテリーの登場により、家電のように手軽に入手できるようになる。多くの皆様のご応募をお待ちしている」と述べている。

株式会社Yanekaraについて

「地球に住み続ける」をミッションとする東京大学発のディープテック・スタートアップ。ソフトウェア技術を用いて蓄電資源を分散制御する「21世紀の黒部ダム」の構築を目指している。EV充電コントローラ「YaneCube」は、既存のEV普通充電コンセントへ工事不要で設置できる特長が評価され、日本郵便をはじめとする物流企業、インフラ企業、自治体への導入が進んでいる。

Yanekaraバッテリーの先行予約開始は、太陽光発電オーナーにとって、手軽で経済的な蓄電ソリューションを提供する新たな一歩となるだろう。

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